ミステリー
今回は伊坂幸太郎さんの『夜の国のクーパー』を紹介しします。 伊坂さん好きなのですが、嬉しいことにたくさん作品がありまして、何から読もうかと迷ってしまいます。 その中でも今回は、表紙の可愛らしさと、帯の言葉に期待が膨らみ、積読していたこちらを…
今回は殊能将之さんの『鏡の中は日曜日』を紹介します。第2回本格ミステリ大賞候補作です。 『ハサミ男』が衝撃的で、殊能さんの他作品も読んでみたく、まずは私の好きな北見隆さんの表紙であるこの作品を! 後になって知りましたが、こちらシリーズものだっ…
今回は天祢涼さんの『希望が死んだ夜に』を紹介します。 タイトルに悲哀の色が浮んでいて、でもどんなお話なのか気になる。 装丁もどこか魅力的です。 希望に満ちた季節に、あえて逆を行くお話を今回は読んでいきます! 目次 あらすじ 感想 最後に あらすじ …
今回は加藤シゲアキさんの『チュベローズで待ってる』を紹介します。 加藤シゲアキさんと言えばNEWSですね。アイドルですね。 何年か前に『ピンクとグレー』を読んだとき、アイドルの書く小説だからと甘く見ていましたが、これが衝撃作ですごくて。 十分に立…
今回は市川憂人さんの『ジェリーフィッシュは凍らない』を紹介します。 第26回鮎川哲也賞受賞作です。 ちょこちょこ目にするし、帯にはあの『十角館の殺人』の綾辻行人さんの賞賛コメント。 これは読まないわけにはいかないと勝手に闘志に燃えて購入したわり…
今回はまさきとしかさんの『あなたが殺したのは誰』を紹介します。 前作の『あの日、君は何をした』『彼女が最後に見たものは』がすごくて、このシリーズの最新作が出ると去年知った時、大興奮しました。 今回はどんな衝撃を与えてくれるのでしょうか! 目次…
今回は乙一さんの『銃とチョコレート』を紹介します。 今日はバレンタインデーですね。 というわけで、チョコレートな一冊をチョイス。 乙一さんって「切なさの魔術師」と言われているんですね。かっこいい異名ね。 目次 あらすじ 感想 ※ネタバレ区域※ 最後…
今回は深木章子さんの『猫には推理がよく似合う』を紹介します。 前作と同じく素敵な表紙ですね! そしてタイトルも、とても好み。(猫好きです) たしかに三毛猫ホームズとか、猫が推理小説で扱われることって多いですね。 さてこちらは、どんな感じで猫が…
今回は織守きょうやさんの『花束は毒』を紹介します。 第5回未来屋小説大賞を受賞した話題作です。 かっこよくも意味深なタイトルに、美しくも毒々しい装丁。 ずっとずっと気になっていました。 忙しくなる前に読んでしまえと、勢いづいて、さあさあ読むぞ。…
今回はブログ「読子の本棚」の本田読子さん、ブログ「郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる」のニードルとの読書会 ”第2回 本の虫たちの読書会” の回でございます 今回の選書係は本田読子さんで、米澤穂信さんの『儚い羊たちの祝宴』です。 書店でよく見…
今回は真梨幸子さんの『カウントダウン』を紹介します。 不気味な美しさを放つこの表紙。 そして真梨幸子さん。 読む前からもう既にゾクゾクします。 目次 あらすじ 感想 ※ネタバレ区域※ 最後に あらすじ 癌と診断され、余命半年と宣告された主人公。 後悔な…
今回はブログ「郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる」のニードルとの読書会 "第4回 本好きのタイマン" の回でございます 今回の選書係はニードル。 道尾秀介さんの『鬼の跫音』です。 道尾さん、気になっていたところなんですよ♪ 単行本の表紙の方が好…
今回は鏑木蓮さんの『白砂』を紹介します。 本屋さん巡りしていた時に、このきれいな表紙に目が行き、帯やポップの言葉にも心を掴まれて購入後もずっと眺めていました。 切ない系ミステリー。そして表紙の白鹿がどう物語に絡んでいるのか。 少々厚めですが、…
今回は芦沢央さんの『汚れた手をそこで拭かない』を紹介します。 第164回直木賞候補作で、収録されている『ただ、運が悪かっただけ』『埋め合わせ』はそれぞれ日本推理作家協会賞短編部門候補になっています。 タイトルといい、装丁といい、どこかゾッとする…
今回は永井するみさんの『ダブル』を紹介します。 永井さんといえばインパクト強めの狂気を感じさせるお話で、どれもおもしろいのですが、狂気を超える狂気とな!? いつにも増して期待しちゃう帯のお言葉。 楽しみです……! 目次 あらすじ 感想 最後に あら…
今回は武田綾乃さんの『その日、朱音は空を飛んだ』を紹介します。 鮮やかで可愛いイラストの表紙ですが、タイトルからもわかる通り暗澹とした中身です。 朱音ちゃんはなぜ空を飛ぶことを選んでしまったのでしょうか。 そこんところ、解明されるのかしら。 …
今回は森見登美彦さんの『夜行』を紹介します。 第156回直木賞、第14回(2017年)本屋大賞のダブルノミネート、そして第7回広島本大賞を受賞した作品です。 発売当時に私も読みました!(7年くらい前かな) 年月が経った今でもすごく印象に残っていて、でも…
さてさて、今回はブログ「郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる」のニードルとの読書会”第2回 本好きのタイマン”の回でございます 今回の選書係はニードル。 増田忠則さんの『悪意』です。 増田忠則さんのデビュー作で、この本に収録されている『マグノ…
ついに始まりました! ブログ「郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる」のニードルと共に始動 第1回 本好きのタイマン 今回は私が課題図書を決めさせてもらいました。 彩坂美月さんの『向日葵を手折る』です。 表紙とタイトルの印象で決めるという、いつ…
今回は貫井徳郎さんの『微笑む人』を紹介します。 お久しぶりです貫井さん。 表紙がもう不気味!(表紙の人に失礼) 絶対不穏だ。微笑みながら人を殺めちゃうやつだ!(先走り) じつはこちら2020年にドラマ化されていたそうです。見たかった……。 目次 あら…
今回は恩田陸さんの『七月に流れる花/八月は冷たい城』を紹介します。 タイトルに沿って7月の終わりから8月を跨いで読みたいと思って、楽しみに積読していたお話です♪ ダーク・ファンタジーということで、絶対おもしろいじゃんかと期待値アゲアゲです。 目次…
今回は結城真一郎さんの『#真相をお話しします』を紹介します。 2023年本屋大賞ノミネート作、第22回本格ミステリ大賞ノミネート作です。 収録されている短編『#拡散希望』は第74回日本推理作家協会賞短編部門受賞。 という感じで話題にならないわけがない…
今回は夕木春央さんの『時計泥棒と悪人たち』を紹介します。 2023年本屋大賞ノミネートの『方舟』がおもしろかったので、夕木さん新刊のこちらも読んでみたくなりました。 タイトルと表紙の雰囲気から、おもしろそうな予感が漂っています。 そして『方舟』よ…
今回は恩田陸さんの『黄昏の百合の骨』を紹介します。 3か月前に理瀬シリーズを2冊ダダっと読んでおもしろかったのですが、他の積読を片付けようとちょっと休憩(?)していました。 しかしシリーズ最新刊(『薔薇のなかの蛇』)がこの前文庫化したのを機に…
今回は森博嗣さんの『サイタ×サイタ』を紹介します。 殺人の動機は一身上の都合だ。 たまったもんじゃない動機ですが、そこがまたお話への好奇心とおもしろさを引き立てます。 可愛らしい表紙の雰囲気ですが、どんな事件が起きるのでしょうか。 今気づいたん…
今回は深木章子さんの『ミネルヴァの報復』を紹介します。 第69回推理作家協会賞候補作です。 前作同様、表紙が素敵でタイトルもそそられます……! 目次 あらすじ 感想 ※ネタバレ区域※ 最後に (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a…
今回は薬丸岳さんの『天使のナイフ』を紹介します。 第51回江戸川乱歩賞受賞作で、薬丸岳さんのデビュー作です。 いつぞやに、ブログ「郵便局のおじさん9時40分ごろやってくる」のニードルさんにおすすめしていただき、ついに積読状態から打破しました。 ち…
今回は内山純さんの『みちびきの変奏曲』を紹介します。 表紙の女の子がかわいくて、タイトルがきれいで。 内山さんは以前『土曜はカフェ・チボリで』を読んだことがありまして、日常のほっこりミステリーのイメージがあります。 今回もほっこりな謎解きなの…
今回は歌野晶午さんの『葉桜の季節に君を想うということ』を紹介します。 第57回日本推理作家協会賞、第4回本格ミステリ大賞を受賞。 このミステリーがすごい!2004年版、本格ミステリベスト10で第1位。 週刊文春 推理小説ベスト10 2003年度第2位。 す、すご…
今回は恩田陸さんの『麦の海に沈む果実』を紹介します。 何度も読みたいミステリーとして、どこかで紹介されているのを見ました。(ど忘れ) 読もうと思っていたら、理瀬シリーズの2弾目らしく、ならば1弾を読んでからにしようと楽しみにしていました。 そし…