2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧
今回は鏑木蓮さんの『白砂』を紹介します。 本屋さん巡りしていた時に、このきれいな表紙に目が行き、帯やポップの言葉にも心を掴まれて購入後もずっと眺めていました。 切ない系ミステリー。そして表紙の白鹿がどう物語に絡んでいるのか。 少々厚めですが、…
今回は芦沢央さんの『汚れた手をそこで拭かない』を紹介します。 第164回直木賞候補作で、収録されている『ただ、運が悪かっただけ』『埋め合わせ』はそれぞれ日本推理作家協会賞短編部門候補になっています。 タイトルといい、装丁といい、どこかゾッとする…
今回は森絵都さんの『カザアナ』を紹介します。 1年ちょっと本棚で出番を待っていてくれました。(さっさと読め) 表紙が素敵で即決で購入。 森絵都さんといえば『カラフル』が名作ですね。 何度読んでも感動して、大切なものを気づかせてくれるお話。 森絵…
今回は永井するみさんの『ダブル』を紹介します。 永井さんといえばインパクト強めの狂気を感じさせるお話で、どれもおもしろいのですが、狂気を超える狂気とな!? いつにも増して期待しちゃう帯のお言葉。 楽しみです……! 目次 あらすじ 感想 最後に あら…
今回はブログ「郵便局のおじさんは9時40分ごろやってくる」のニードルとの読書会 ”第3回 本好きのタイマン” の回でございます 今回の選書係はわたくし、はむちゃんがさせていただきました。 栗田有起さんの『オテル モル』です。 第131回芥川賞候補の作品で…
今回は武田綾乃さんの『その日、朱音は空を飛んだ』を紹介します。 鮮やかで可愛いイラストの表紙ですが、タイトルからもわかる通り暗澹とした中身です。 朱音ちゃんはなぜ空を飛ぶことを選んでしまったのでしょうか。 そこんところ、解明されるのかしら。 …