2023-01-01から1年間の記事一覧
今回は川上未映子さんの『春のこわいもの』を紹介します。 表紙の色味やタイトルのキラキラが可愛いのですが、こわいもの。 春のこわいものって一体なんぞや。 3月に入って春を感じることが多い今、良いタイミングと思ってのチョイスです。 目次 あらすじ 感…
今回は夕木春央さんの『方舟』を紹介します。 週刊文春ミステリーベスト10国内部門、MRC大賞2022で第1位のダブル受賞。 そして2023年本屋大賞ノミネート作。 その他のミステリーランキングにもランクインするという、発売当初から話題になっていて、ずっと気…
今回は畑野智美さんの『大人になったら、』を紹介します。 表紙がかわいい。正真正銘の表紙買いです。 色味も私好みで、躊躇もなく手に取りました。 8年ぶりの恋かあ。このフレーズだけでウキウキしちゃいます。 目次 あらすじ 感想 最後に (function(b,c,f,…
今回は宮部みゆきさんの『三鬼 三島屋変調物語四之続』を紹介します。 三島屋シリーズもついに4冊目。 主要人物が顔見知りのような感じがするくらい、愛着が湧いています。 少しお久しゅうございます、三島屋さん。 今回はどんなお話を集めて参ったのでしょ…
今回は一穂ミチさんの『光のとこにいてね』を紹介します。 第168回直木賞候補作、2023年第20回本屋大賞ノミネート作です。 キラキラしたタイトルが素敵で、そのタイトルが可愛らしくもあり、温かくもあり。 表紙の印象だけで、中身も知らないのに心がほっこ…
今回は森博嗣さんの『ムカシ×ムカシ』を紹介します。 またまたご無沙汰になってしまったXシリーズ。 河童のレトロ可愛い表紙。そして帯の言葉で、好奇心がくすぐられます。 小川×真鍋コンビのやりとりも絶好調だといいな〜。 目次 あらすじ 感想 最後に (fun…
今回はルシア・ベルリンの『掃除婦のための手引き書』を紹介します。 2020年本屋大賞 翻訳小説部門 第2位、第10回 Twitter文学賞 海外編 第1位の作品です。 作者さんの死後10年が経ってから、このように話題になったそうです。 時が経って発見されたベストセ…
今回は鴨崎暖炉さんの『密室黄金時代の殺人』を紹介します。 第20回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリを受賞した作品で、鴨崎さんのデビュー作です。 SNSで頻繁に見かけていたので気になっていましたが、しばらく寝かせておりました。(ただ…
今回は寺地はるなさんの『川のほとりに立つ者は』を紹介します。 NetGalleyランキング3部門、読書メーターで第1位を獲得。 そして2023年第20回本屋大賞ノミネート作です。 出版時から、美しい表紙に惹かれて気になっていましたが、この感じだと物語の方も素…
今回は伊坂幸太郎さんの『シーソーモンスター』を紹介します。 表紙を開いてから気づいたのですが、こちらは伊坂さん発案の「螺旋プロジェクト」という企画から生まれたものだそうです。 <螺旋プロジェクトとは> 8作家さんによる競作企画で、共通のルール…
今回は川上未映子さんの『ヘヴン』を紹介します。 平成21年度芸術選奨文部科学大臣新人賞、第20回紫式部文学賞のダブル受賞をし、2022年にはブッカー国際賞の最終候補作に入りました。 2021年に英訳をされています。 一冊でこんなに賞を受賞したり最終候補に…
今回は呉勝浩さんの『爆弾』を紹介します。 このミステリーがすごい! 2023年版国内篇、ミステリが読みたい! 2023年版国内篇で第1位を獲得。 さらに、受賞は逃しましたが第167回直木賞候補作。 さらにさらに2023年第20回本屋大賞ノミネート作。 めちゃくち…
今回は本谷有希子さんの『生きてるだけで、愛。』を紹介します。 葛飾北斎の浮世絵『神奈川沖浪裏』をピンクに染め上げたこの表紙。目を惹きます。 富士山からハートが出ているのもかわいい。 タイトルもかっこいいです。 タイトルから察するに愛が溢れる感…
今回は東野圭吾さんの『恋のゴンドラ』を紹介します。 最高or最低のラブストーリー 貴女ならどんな罰を与えますか ゾクゾクする帯の謳い文句に引き寄せられて手に取りました。 東野さんはミステリーのイメージですが、どんなラブストーリーに仕上がっている…
今回は小川哲さんの『君のクイズ』を紹介します。 帯に伊坂さんや新川帆立さんなどが推薦コメントを寄せているのを見て、ずっと気になっていました。 さらに王様のブランチやananなどのいろんなメディアでも取り上げられているのだとか。 本屋大賞にノミネー…
今回はMIYAMUさんの『ホワイトカメリア』を紹介します。 大人にも響く恋愛小説として紹介されていたので、ずっと気になっていました。 大人の恋愛小説の貫禄、やはり表紙もおしゃれです。 甘くてビターな感じを想像しておりますが、さて、どんなお話なのでし…
今回は深木章子さんの『敗者の告白』を紹介します。 表紙がきれいで、じつは手元にこのシリーズを既に揃えております。(収集癖) 深木さんの作品は1冊読んだことがあるのですが、どんな雰囲気をお持ちなのかは未だ掴めていません。(1冊で判断はできないね…
今回は湊かなえさんの『カケラ』を紹介します。 写真にはないのですが、帯の「あの子、大量のドーナツに囲まれて死んでいたらしいよ」というインパクト大の意味深不可解な言葉を、私の好奇心レーダーが感知。 文庫化まで待つ体勢だったのですが、あとちょっ…
今回は村上春樹さんの『東京奇譚集』を紹介します。 私事ですが、図書館デビューしました! 村上春樹作品はいつか読みたいと思っていて、有名どころの『ノルウェーの森』を探していたのですが、こちらがなんともそそられる見た目だったので、一冊目はこの子…
今回は斜線堂有紀さんの『楽園とは探偵の不在なり』を紹介します。 2020、2021年のさまざまな主要ミステリランキングにランクインしている作品です。 タイトルがかっこいいし(意味わかっていない) 表紙デザインも不気味感ありつつ素敵で惹かれる。 そして…
今回は原田ひ香さんの『三千円の使いかた』を紹介します。 お金の使い方の勉強になると評判だったので購入していたのですが、もちろんお決まりの積読状態でした。 この状況を打破したきかっけは、2023年1月期にドラマ化されるというCM。 ドラマ見たい! なら…