2025-06-01から1ヶ月間の記事一覧
今回は朝比奈秋さんの『植物少女』を紹介します。第36回三島由紀夫賞を受賞した作品です。 儚げな佇まいの装丁やタイトル、そして朝比奈秋さんということで、読みたくてしかたのなかったこちら。(ならさっさと読めばいいのにな) 賞も受賞しているので、こ…
今回は横溝正史さんの『黒猫亭事件』を紹介します。 この100分シリーズ、読みやすそうで装丁もかわいくて、ついつい手に取ってしまいます。 帯に「金田一耕助」とある。え、あの、金田一耕助!? 作者さんを知らなかったので、あの有名な金田一耕助のお話と…
今回は塩田武士さんの『存在のすべてを』を紹介します。 第9回渡辺淳一文学賞を受賞 2024年本屋大賞第3位 キノベス!2024、このミステリーがすごい!などにランクイン といった、貫禄がすごい一冊で、私も本屋大賞ノミネート時に知って、ずっと読みたかった…
今回は織守きょうやさんの『まぼろしの女』を紹介します。 収録されている『消えた花嫁』は日本推理作家協会賞(短編部門)の候補作です。 本格ミステリ×捕物帖とあって、これは私好みのジャンルではないかと食らいつきました。 『花束は毒』もおもしろかっ…
今回は南海遊さんの『永劫館超連続殺人事件 魔女はXと死ぬことにした』を紹介します。 第25回本格ミステリ大賞 小説部門ノミネート 2025本格ミステリ・ベスト10、このミステリーがすごい!、ミステリが読みたい!2025年版ランクイン という、貫禄を感じて期…
今回は君嶋彼方さんの『君の顔では泣けない』を紹介します。第12回小説野性時代新人賞を受賞。 そして11月に映画化するそうです。 ずっと読みたかったけれど後回しにしてしまっていました。 映画化の話を聞き、それならば映画見る前に読みたいぞと、やっと読…
今回は加藤シゲアキさんの『なれのはて』を紹介します。 第170回直木賞候補作です。 禍々しい装丁とタイトルに興味をそそられて、ずっと気になっていました。 直木賞候補に入るくらいだから、読み応えありそう。 分厚い長編にたじろぎつつ、わくわくしつつ、…